脱衣所を独立させたい!独立脱衣所のメリット・デメリットと注意点

家づくり

脱衣所と洗面所をそれぞれ独立させている家は少数派だと思いますが、独立脱衣所には多くのメリットもあります。反対にデメリットもありますが、我が家の場合は独立脱衣所にして正解でした。

この記事では、独立脱衣所のメリット・デメリットと注意点についてまとめています。

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我が家にとっては大正解!独立脱衣所が超おすすめ

独立脱衣所とは、洗濯機や乾燥機のみを置いた、主に服を脱ぎ着するためだけの場所のことです。洗面化粧台は同じ空間にはありません。

我が家は家の間取りを決める際、独立脱衣所は絶対条件でした。おかげで全体の間取りを考えるのが少し難しくなりましたが…、結果としてやはり大正解だったと思っています。

そして、脱衣所を独立させるべきか否か悩んでいる方には、自信をもって独立脱衣所をおすすめします。

脱衣所を独立させることによるメリット

独立脱衣所にはたくさんのメリットがあります。主なメリット5つをご紹介します。

心おきなく服の脱ぎ着ができる

一番のメリットはやはり、他の人の目を気にすることなく服の脱ぎ着ができるということです。

洗面所と脱衣所が一緒になっている場合、着替えているときに誰かが手を洗いにくる…なんてこともあるでしょう。またお風呂に入っているときに誰かが洗面台を使っていたら、出るタイミングを見計らわなければいけません。

そんなわずらわしさを避けるためには、脱衣所を独立させるという選択がベストです。とくに年頃の女の子がいたりする場合は、ぜひ独立脱衣所を検討したいところですね。

生活感が出にくくなる

脱衣所が独立していれば、洗濯機や洗う前の洗濯物などはすべて脱衣所一箇所にまとめることができます。

脱衣所と洗面所の間の扉を閉めておけば、生活感が出にくくお客さんが来たときにも見られることがありません。そのため来客が多い家庭にもおすすめです。

収納できる量が増える

独立脱衣所をつくるとなると、おそらく洗面所と同程度か少し狭いくらいの広さにする人が多いのではないかなと思います。すると単純に考えても収納スペースは2倍程度にはなるので、使い勝手も格段によくなりますよ。

お風呂上がりくらいにしか替えないであろう下着類をすべて、脱衣所に収納しておくのもアリではないでしょうか。

広さによっては洗濯物も干せる

「洗濯物は外に干したい」といったこだわりがないなら、脱衣所内に洗濯物を干すというスタイルも可能です。洗う→干す→取り込むの工程が一箇所で完結するので、家事ストレスが減ること間違いなしですよ。

脱衣所兼ランドリースペースとして使用する予定なら、事前に物干し竿を設置しておくのがおすすめです。

お風呂場と脱衣所の間の壁をガラス張りにすることもできる

洗面脱衣所の場合、ガラス張りを採用することはほとんどないと思いますが、脱衣所を独立させるならガラス張りにするのもアリ。

仕切りの壁がガラスなら空間も広く感じる上に、小さな子どもがいる家庭ならお子さんの様子を確認しやすかったりと、使い勝手がよくなります。

ガラス張りにするだけでホテルのようなイメージになるので、お風呂に入るのが楽しみになりそうですね。

独立脱衣所にはデメリットも…

メリットが目立つ独立洗面所ですが、実はデメリットもあります。私が実際に感じたデメリットをまとめました。

スペースが必要&費用がかかる

脱衣所を独立させるために部屋を増やすわけなので、そもそもスペースに余裕がないとできません。また当然ながら、洗面所と脱衣所が一つになっている間取りに比べると費用も高くなります。

我が家の場合、水まわりは最初から独立脱衣所ありきで考えたので、それにあわせて間取り面で妥協した部分もありました。

汚れた衣類の下洗いがしにくいかも

洗面台と洗濯機が近くにあれば、下洗いした衣類をすぐにぽいっと洗濯機に入れることができますが、独立脱衣所にするとそれができなくなります。

下洗いはお風呂でするか、もしくは洗面所で下洗いした洗濯物を洗濯機に運ぶまでの方法を工夫する必要が出てくるでしょう。

お風呂上がりのスキンケアがすぐにできない

基本的にスキンケアアイテムは洗面台の収納にしまっているので、お風呂上がりに速攻スキンケアするということが難しくなりました。

ただこれは、たとえばお風呂からあがってすぐ届くところにスキンケアアイテムを置いておいたり、ちょっとした棚をつくったりと、工夫次第でどうにかなることでもあります。

独立脱衣所の間取りで注意すべき点

独立脱衣所の使い勝手を良くするには、いくつか注意しておきたいポイントがあります。我が家が独立脱衣所の間取り検討時に絶対条件としたのは以下2つの点です。

入口は1箇所にする

はじめに建築士の方から提案されたのは、キッチンからも洗面所からもアクセスできる独立脱衣所でした。つまり出入り口が2箇所あるということなのですが、我が家は「鍵を2箇所かけるのがめんどくさい」という理由で却下しました。

それと、キッチン⇆脱衣所の動線はとくに必要性を感じなかったためです。

1.5帖以上はほしい

脱衣所には洗濯機や乾燥機を置くこともあり、あまりに狭いと肝心の服の脱ぎ着が快適にできなくなってしまいます。

独立させたばかりに使い勝手が悪くなってしまうようでは本末転倒ですので、少なくとも1.5帖以上のスペースは確保することをおすすめします。

まとめ

メリットがたくさんある独立脱衣所。もちろんデメリットもありますが、我が家の場合は独立脱衣所にして正解だったと感じています。

家族構成や生活様式によって向き不向きもあると思いますので、独立脱衣所をつくりたいと考えている方はぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

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